大阪市の市政改革プランにより、「きょうだいの日」の会場に使わせていただいている市民交流センターが廃止になるということで、「きょうだいさんのための場所を守ろう!」と、たくさんの人が応援してくださいました。
こちらの記事に書いたとおり、過去最高数のパブコメが集まったのですが、
7月30日に市政改革プランが発表され、市民交流センターの廃止が決まりました…。
http://www.city.osaka.lg.jp/shiseikaikakushitsu/page/0000178949.html
本当にたくさんの方が子どもたちのために一緒に声をあげ、頑張ってくださったのに申し訳なさ過ぎて言葉がみつかりません。
力が足りなくて申し訳ありません…。
パブコメに協力してくださったみなさま、本当にありがとうございました。3度にわたり「きょうだいの日」の会場がなくなるという事実に心が折れそうになったところを、どれだけ勇気づけられたかわかりません。
特に「たびキャラと世界中からの贈り物」の(TwitterID)@akimekuさんは、「会場がまたなくなっちゃう」という私の最初のつぶやきをみつけてすぐ心を痛め、駆け寄ってくださり、最後まで伴走してくださいました。本当に心強かったです。
たびキャラはとてもすてきな活動です。ぜひサイトをご覧になってみてください。
http://www.tabikyara.jp/
私たちのような小さな支援活動をしているボランティアグループの方々が、ちゃんと新しい活動場所をみつけられますように、負担が大きすぎて活動の継続をあきらめることがありませんように、やっと安心できる場所をみつけた人たちが絶望しませんように、いつも親切に子どもたちのために力を貸してくださる施設の職員の方々に新たなお仕事がみつかり、優しい気持ちをつぶされてしまいませんように、ただただ祈る気持ちでいます…。
私は「知ってもらえたら変わる」ということを信じているので、これからも、あきらめず、情報発信を続けていきます。たくさんのつらいことを背負って生きていかねばならない子らに少しでも安心を、希望を渡す、それは絶対に必要なことです。
ここにしんどい思いをしている子どもたちがいること。
その子たちに誰でも手を差し伸べることができること。
きょうだいさんたちがおかれている境遇や悩み、つらさをお話すると、たいていの人は「想像したこともなかった」「きょうだい支援って大事なんだね」と言ってくださいます。味方はいっぱいいるのです…。
残念な結果になりましたが、本当にたくさんの人がきょうだいさんたちの苦しみを知り、わかってくれて、きょうだいさんたちのために頑張ってくれました。応援してくれました。と、きょうだいたちに報告したいです。
そうやって味方をしてくれる人が一人でも増えるように、私たちは本当にまだまだもっともっと頑張らなければ…!
これから1年、また新しい会場探しをすることになります。
こんな条件のところをご存知でしたらぜひ教えてください…。
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・できれば大阪市内かその近辺で
・日曜日に1日借りられるところ
・子どもが思いきり走り回れる体育館や講堂のような大きな部屋(300㎡ぐらい)がある
・病児の一時保育を行う保育室を同時に借りられる
(冷暖房が使える、床が硬くない、動き回る子が寝ている子を踏んだりしないためにある程度の広さがある、バリアフリー)
・駅から近い
・駐車場がある(車でないと移動できない子ども…例えばストレッチャーが必要な子どもや、病気や薬の副作用で抵抗力が落ちていて人の多い場所を通って来られない子、心臓に疾患があってたくさん歩くことのできない子などのご家族の方もたくさん来られるので)
・料金は講堂と保育室とで上限1万5千円ぐらい
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明るいご報告をできなくて本当に申し訳ありません。
みなさまに助けていただいたこと、教えていただいたことを糧に、きょうだいさんのために、これからきょうだい支援を始めていく方々のためにも、もっともっと精進します。
本当に、ほんとうに、ありがとうございました。
これからもどうかよろしくお願いいたします。
しぶたね代表 清田悠代