ほぐしのひととき その5(春)

ありんこさんに教わるほぐしのひととき。1年まわって、2回目の春編です。
新しい生活が始まったり、環境が変わって力が入っている方々のこりこりが少しでもやわらぎますように。
いつもがんばっているからだと頭、すこし休めてあげてくださいね。
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こんにちは♪ありんこです(*^_^*)
春だというのに・・・暖かかったり寒かったり(*_*;
毎年こんなんでしたっけ?
もっとポカポカ陽気に包まれて、ほっこりと時間を過ごしていたように思うのですがね・・・
けれどあちこちで、はなみずきが咲いているのを見るとやっぱり心がなごみますね
ではお久しぶりの第5回目!春のお話おはなしぃ~~
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今回は呼吸のお話です
今このコラムを読んでいるあなた!
口がポカァ~ンと開いていませんか?(笑)
いえいえ、知らず知らずのうちに口が開いてる人って多いのですよ
先ずは口を閉じて、コラムを読む間は鼻で呼吸してみてくださいね
でね、お口の中の舌先は上あごや上の前歯の付け根にくっついていますか?
それとも、下の前歯にくっついていますか?
さらに質問です!
朝起きた時に唇が渇いていたり、喉がカラカラになっていませんか?
口が開いてしまう人、舌先が下の前歯にくっついている、唇や喉が乾いてると言う人は口で呼吸している可能性が高いのです
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じゃあ、なぜ口で呼吸するよりも鼻で呼吸する方がいいのか?
それはね、鼻って毛が生えているでしょ
この毛が外からウィルスが入るのを防いでくれているの
しかも鼻の奥が湿っていて、それが加湿器の働きをしてさらに防御してくれているのよ
えっ?口の中も湿ってるって?
うん、つばがあるものね、でも口で呼吸すると口の中は乾いてくるので防御する力が落ちてしまうんだよ
毛も生えてないしね(笑)
このところ鼻呼吸が免疫力を上げることに着目されるようになって、赤ちゃんのうちから鼻呼吸を促しましょうって、鼻呼吸促進おしゃぶりってものまで販売されているんだから大人の私たちも鼻呼吸を意識してみたいものですよね
口呼吸は免疫を下げるだけでなく、虫歯、歯周病、口臭の原因にもなるのでやっぱり鼻呼吸がいいんですよね
噛む力が弱ると、口の周りの筋肉が弱って舌先が下の前歯のところに落ちて来るので、噛む力を(しかも左右同じように)つけることで自然と口を閉じることが出来るようになるんです
先ずは両方の歯で噛みましょう!
そして出来るだけ30回噛みましょう!
ガムを噛むのも口周りの筋トレになるんですよ
そして首周りのコリをとること、体の歪みをとることも大切なのです
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なので、今日は背骨の歪みを取る動きをご紹介しますね
先ずはうつ伏せに寝ころびます
両手を大きく横に広げます
足は腰幅に広げ、つま先を立ててあげましょう
(ここから少しややこしいです)
左手の下に右の手を持っていき手と手を重ねます
(足はそのままで上半身だけ左を向いてる状態)
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そこから上にある左手を天井の方にゆっくりと持ち上げていきます
頑張らず、自然と動かせるところまで左手をどんどん広げていくと下半身はそのまま、上半身をひねってる状態になります
「あぁ~きもちええなぁ」ってところで少し揺すってあげてくださいね
胸が広がり、肩甲骨が揺すぶられてコリが取れ、背中の歪みも改善されていきます
ゆっくりと左手を右手の上にもどし、最初のうつぶせに戻ったら「ホォォォォ~」っと溜息!
今度は逆側
右手の下に左の手を持っていって手と手を重ね、ゆっくりと右手を天井の方に持ち上げて行く・・・
もしかしたら片方がやり難いってことがあるかもしれません
これって背骨の歪みや肩甲骨のコリ、胸がギュッと詰まってるせいでもあるのです
歪みが改善され、コリがとれ、胸がスゥ~っと広がると
呼吸がしやすくなって、しかもそれは鼻呼吸でしやすくなっていて
風邪を引きにくい体に近づいてくれているんですよ

いつから鼻呼吸に変えていくの??????
「今でしょ!!!」 (笑)
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「今でしょ」あんまり似せられなかった…(´・ω・`)