先月、100回目の病院活動を無事迎えることができました。
ひと月に2回だけの活動なので、100回ということはだいたい4年ぐらい…?
(200回目はまた4年後…オリンピックみたいですね)
1回平均3人のきょうだいさんが来てくれたとしても、延べ300人の計算になります。
300人のきょうだいの笑顔を病院で見ることができたのだと思うと、ほんとうにありがたくて…病院のスタッフの方々、親御さん、あそびに来てくれた子どもたち、何度お礼を言っても足りません。
このお手紙は、1回目の活動からあそびに来てくれていたお子さんにいただいたものです。
1番最初の活動の日、部屋の前で待っていてくれた男の子が「この部屋ぼくのための部屋なんだよね?」と聞いてくれたこと、とてもよく覚えています。
そう、あなたのための部屋!あなたのためのおもちゃ!遅くなってごめんね!来てくれてありがとう!
病院できょうだいさんとあそぶ活動を導入するまで4年もかかってしまいましたが、今は当たり前のようにきょうだいのための部屋があり、子どもたちがあそびに来てくれています。
100回目の活動は、何も変わったことをせず、いつも通りのんびりゆったりとあそびました。
当たり前にいつも通りの活動をできるしあわせを大切にしたいと思いました。
大きな病院でたったひとつ、きょうだいのために用意された居場所を、これからも守っていけるように、1人でもたくさんのきょうだいの笑顔に会えるように、小さな小さな活動ですが、また1歩ずつ歩き続けていきたいと願っています。