[タケダ・ウェルビーイング・プログラム]シンポジウムとポスター発表に参加させていただきました

12月12日、武田薬品工業株式会社さまのグローバル本社でタケダ・ウェルビーイング・プログラム「長期療養の子どもたちと家族の支援~10年の助成を通して」シンポジウムとポスター発表に参加させていただきました。
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タケダさん、市民社会創造ファンドのみなさまと、10年間の助成先団体が一堂に会する大イベントで、なんとシンポジストとして登壇させていただき、10年間支えていただいたことがどんなにきょうだい支援の広がりにつながってきたか、お礼とご報告をできました。
緊張したーーー!でもその100倍嬉しかったです!
しぶたねの歴史はタケダ・ウェルビーイング・プログラムとともにあります。
10年前のしぶたねは、もっと上手に活動を広げる人たちが出てくるまでのつなぎとして、自分たちの活動はできるだけ小さく行うことで、他の活動が増えるのではと思っていました。その頃に市民社会創造ファンドの方が訪ねて来てくださり、このプログラムの応募をすすめてくださいました。他の錚々たる助成先団体のお名前を見て、「こんな大きなプログラム、私たちみたいな小さいところが応募するなんてとんでもないです!」と思った私たちは「ひ、人違いです!」くらいの勢いで一度は辞退したのですが(今思えばこれこそとんでもないあせあせ(飛び散る汗))、「きょうだい支援は大切な活動だから」ともう一度声をかけてくださり、25万円の助成からスタートしました。
ファンドの担当の方は年に何度もご連絡くださり、よちよち歩きのしぶたねに伴走しながら、ともに悲しみともに喜び、すぐぐるぐるになってしまう理事長の頭の中を整理し、活動が続くように、しぶたねがしぶたねらしくいられるように、タケダさんとともにずっと支えてくださいました。「他にやりたいことはないですか?」と丁寧に聞いていただく中で、実は会えないきょうだいたちに届ける冊子をつくりたいんです、から「きょうだいさんのための本」が生まれ、今や7万冊を超えて全国に届けられるようになりました。
第2期ではシブリングサポーター養成事業のスタートから3年間を支えていただき、ここまで広げることができました。25万円からのスタートだった助成は、第2期は3年間で594万円に。たくさんの支えてくださるみなさまのおかげでこの金額の何倍も、きょうだい支援の広がりにつながっている実感があります。信頼して大きなお金を託してくださるタケダさんには伝えきれない感謝の気持ちです。
タケダさんにはこのプログラムのみならず、講演をさせてくださったり、クリスマスカード工場を開いてくださったり、社内で集めたご寄付や、冊子を送るための切手を集めて送ってくださったりと、ずっと支えていただいています。しぶたねにとって、本当に大きな存在です。
嬉しいことが起こったとき、いつも真っ先にファンドの方とタケダさんに伝えたい!と思いますし、このプログラムに採択していただいた信頼に応えたいと思う気持ちがしぶたねを育てました。
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シンポジウムのテーマは『生きる力を育むために~ネットワークをどう作るか~』
認定NPO法人病気の子ども支援ネット遊びのボランティア理事長の坂上和子さんと、バクバクの会事務局長の折田みどりさんという偉大な先輩に挟まれて登壇させていただき、シブリングサポーター養成事業を中心にご報告させていただきました。
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集合写真は武田薬品工業株式会社さま提供です。ポスター発表とシンポジウムの写真は認定NPO法人病気の子ども支援ネット遊びのボランティアの坂上さんと 認定特定非営利活動法人日本クリニクラウン協会のきゃしーさんが撮ってくださってましたきらきら←撮ってくれてる人が豪華すぎて(笑)、でもまさにこのネットワークに支えられていることが私達の勇気なんだと思いました。これからもよろしくお願いいたします!