にこトマさんのニュースに載せていただいているコラムをこのブログにも持ってこようとふと思い立ち、やっとここまで載せました。これで追いついたので、次回からはリアルタイムに載せることができます。ほっ。
気づけば14回も書かせていただいており、こうして自分の気持ちと向き合う機会をもてたこと、それをたくさんの人に読んでもらえること、なんてありがたいことなのだろうと思っています。
研究会などに出席した時に、コラムを読んでくださった方に声をかけていただくことも増え、それがいつもとても温かで、私はなんてしあわせなんだろうと思います。
一番嬉しかったのは、同じ立場の「きょうだい」がこれを読み、「自分も同じだ!」と言ってくださったこと。ひとりじゃないこと、こんなふうに伝えることもできるんだと感動し、たった1人に伝わるだけでも、どんなに意味のあることだろうと思いました。
きょうだいとして話すこと、正直つらい時も多いです。それは、自分の弟や親を否定しているような気持ちになってしまうから。こんなに大好きなのに、大事にしてもらったのに、どうして悲しく思うことがあったんだろう、と自分が情けなくなるから。
でもたくさんの人が私の悲しさを通して世の中のたくさんのきょうだいの悲しさを受け止め、心配し、寄り添いたいと思ってくださるから、その気持ちのおかげでこうして話し続けることができるのだと思います。
きょうだいがまるごと受け止めてもらえたと感じて成長していけるように、
自分を大切にできる大人になっていけるように、
泣いたり笑ったり飛び跳ねたり歯を食いしばったりしながら、もうちょっと種を蒔きつづけようと思います。