シブリングサポーターとは
「シブリングサポーター」は、病気や障がいのある子どもの「きょうだい(sibling)」の応援団。きょうだいのもちうる気持ちについての知識をもったシブリングサポーターを増やし、つながり、きょうだい支援の輪を広げることを目的に、2016年11月から各地で研修ワークショップを開催しています。
(2022年12月現在 31都道府県で 54回開催して、現在1,700名の方が研修を修了してくださっています)
シブリングサポーター研修ワークショップの内容
基本の「シブリングサポーター研修ワークショップ」は、きょうだいのもちうる気持ちを知るための講座とグループワーク、開催地域の情報提供タイムで構成されています(あわせて2時間半/テキスト、修了証ピンバッジ、「この施設にはシブリングサポーターがいます」ステッカーつき/1名2,000円)
ご希望により、しぶたねが小学生きょうだい向けに行っている「きょうだいさんの日」という、身体を動かして楽しむタイプのワークショップを、解説付きで大人同士で体験していただくオプションもあります(2時間程度で、基本研修とあわせて1名4,000円)。
※基本研修についてはZoomを使用してのオンライン開催も可能です。体験オプションができない代わりに、オンラインでできるゲームを30分ほどご紹介するおまけタイムを追加できます。
シブリングサポーター研修修了後の活動の例
1.地域できょうだいのための場を立ち上げる
シブサポ研修は、開催地域内のネットワークをつくることも目的のひとつです。研修の中に、開催地域のきょうだいに関わる活動の情報提供の時間をつくっています。そこで一緒に活動を始める仲間や、ボランティア等で参加する場をみつけていただけたら嬉しいです。
たとえばこんなすばらしいご活動が始まりました!
2.お仕事に生かしていただく
職場でのきょうだい支援の活動の立ち上げやさらなる充実、日々のお仕事の中で出会うきょうだいさんへの関わりにつなげていただいています。年に一度、全国からサポーターさんが集まり、スキルアップや、情報交換、励まし合いを目指したミーティングを開催しています。職場できょうだい支援を進める上での悩みなども共有させていただけたら嬉しいです。
3.きょうだいが1人の子どもとして大切にされて当たり前の空気をつくる
きょうだいのしんどさや頑張りを知る人が1人増えれば、きょうだいにとってひとつ優しい世界になります。知っていただくこと、周りの方に広げてくださること、大切なきょうだい支援の活動です。
それぞれの場で、それぞれのペースで、シブサポの輪が少しでもお役に立てれば幸いです。
シブリングサポーター研修を検討される方へ
シブリングサポーター研修ワークショップについてのリーフレットをダウンロードいただけます。ダウンロードいただき、お仲間や職場での検討にご利用ください。